こもれび助産院のブログにお越し頂き、ありがとうございます。
助産師の田嶋恵子です。
 

私、昔、子どもを産む前の特に20〜30代のころ、子どもが苦手でした。

じゃあ、なんで助産師なの?って思うかもしれませんが、助産師が会う子どもは生まれたばかりの赤ちゃんなので、苦手とかはありませんでしたね。

看護師になる前に保育園実習や小児科実習があるんですが、それは苦手でした。早く終わってー!と心の中で叫んでました。
でも、いわゆる幼児って、
何考えてるのかよく分からなくて。

どうしたら笑ってくれるのか自信がなくて。

子ども苦手って変かと思って、子どもの前では愛想良くはしてたけど。
 

最近、それを何となく母に話したら、 
「そーお?親戚の中でもお姉さんやったし、小さい子の面倒見とったやん。」
って言われて、そう言えばそうだなと思い出しました。

もともと性格的には面倒はみるタイプだったわ。近所の小さい子どもに会いに行ってたし。
じゃあ、なぜ大人になってから苦手だったんだろう?


子育ての話で以前こんなことを聞いたことがあります。

…自分が親になる時は、小さな子どもを世話する体験がある方が子育てに前向きになれる。だから、学生時代にお世話体験をしておくべきだと。


私は子どもが苦手だったけど、自分の子育てに決して後向きではありませんでした。そういう意味では、小さい子の面倒を見たことは役立っているのかもしれませんね。

でも、お世話体験がどれほどのものであるべきかは疑問ですし、苦手意識が克服できるのとは違いますけどね。


でも、今、子どもの親になってみて、よその子とも楽しく話せるようになってきました。

やっぱり、それは、子育てを通して、子どもがどんなことを喜ぶか分かるようになったからというのが大きいと思います。

でも、20代の頃とさほど精神的に成長した訳ではないと思うのに、それ以外はその頃と何が大きく違うのか?


いくつか考えてみました。
①子どもと大人、違うものとして意識しすぎた。かわいがってあげなければならないと構えた。

②自分も子どもになって、一緒に遊ぼう自分が楽しもうと思う気持ちが薄かった。

③子どもという大きなくくりにして、1人の立派な人間として、しっかり目を見て、中身を見ようとしてなかった。

私も含め、現代の親は、テストの前にテスト勉強をしていい点を取れるように準備することに慣れています。
でも、子育ては初めて、分からないことだらけ。体験しながら、ぶっつけ本番で学ぶのに慣れていないんですよね。ましてや、責任まで負うわけですから、気も張りますよ〜。


まずは、分からないことに興味を持つ。相手に興味を持つ。うまくいかなかった時は、それなりの意味を考える。

ドタンバで何とかなる。
生きる力となるもの。

それを子どもにも伝えていきたい。
これは、子どもがいるかどうかは関係なく、人の生き方として大事なことだと思います。


こんな私も今は、生まれたばかりの赤ちゃんでも充分個性があり、表現できるようになった子どもは大人になっても持ち続けるであろう個性を前面に出しているんだなあと感心します。

よーく考えてみれば、保育園実習もみんながくっついて離れないお姉さんみたいなのにはなれないけど、すごい懐いてくれる子がいたなあーと思い出しました。
1人にじっくりと関わる方が向いていたのかな、と。

そうなると、自分自身の子育ては1人にじっくり関わる事だし、自分か夫に性格的にも似ている子どもというのは、見ていて飽きないおもしろい生き物ですねえ〜。

自分という人間が子育てに向いているか心配するより、
自分のどの部分が子育てに活かせるか。
それは、何かしらあると思います。
周りの人に聞いてみるといいかも。


だから、

子どもが苦手だからって、妊娠する前から産む前から心配しなくても大丈夫ですよ

人間が好きなら、我が子は絶対好きですから
人間が嫌いな人はまず、妊娠しませんしね